1998年5月28日に『少女革命ウテナ いつか革命される物語』のタイトルで、セガ・エンタープライゼスより発売されたCD-ROM2枚組のセガサターン用ゲームソフト(GS-9182)。ゲームオリジナルキャラクターである転校生の少女を主人公とした物語。時系列では、原作の8話と9話の間に位置する。
主要キャラクターには「心の気高さ」というパラメーターが設定されていて、時折出現する選択肢で何を選んだかにより変動していく。各キャラクターの心の気高さ、また誰が最も高いかによりエンディングが変化する。
恋愛ゲーム的な要素もあるが、ほとんどのキャラクターには別に想い人がいる、原作の途中が舞台となっている、などの理由から、大抵は主人公の片思いという形で終わる。ただ、生徒会メンバー同士が決闘するアニメーション(ゲームオリジナル)、主人公自身がデュエリストになるルートなど、別の要素も多い。
主人公の父親がシルエットで登場するが、その髪型はとあるメインキャラクターに酷似している。また、本作には鳳学園周辺の街が出てくる・「東館はエンゲージしたものしか入居できない」と発言されているが、これはアニメで使われなかった設定が流用されたものである。
エンディングは、「パーフェクト編」「ウテナ編」「冬芽編」「西園寺編」「樹璃編」「幹編」「アンシー編」「暁生編」「黒薔薇編」「ノーマル編(内容はパーフェクト編とほとんど変わらない)」「バッド(ゲームオーバー)エンド」の11種類。