プラモデル 【スケール】1/35【実車について】 航空機が格段の進歩を遂げた第二次大戦において、地上部隊はこれに対抗するべく対空兵器の開発に力を注ぎました。 アメリカ軍は12.7mm重機関銃M2を4連装するM45銃架を開発。それをM3ハーフトラックの車体に搭載した対空自走砲をM16モーターキャリアーとして制式化したのです。 俯仰角-11.5から+90度、360度旋回に約5秒というM45銃架に装備されるM2重機関銃は最大発射速度毎分550発におよび、4連装での最大発射速度は毎分2200発にも達する性能を持っていました。その威力はすさまじく、航空機のみならず、地上目標にも十分な威力を見せたのです。 1943年から44年にかけて3000両近くが生産され、大戦後も朝鮮戦争や日本の自衛隊にも配備されていました。 【モデルについて】 第二次大戦でアメリカが開発したハーフトラック対空自走砲、M16を1/35スケールで再現。 シャシー、車体、エンジンなどにいたるまでモデル化されたフルディテールキットです。ラダーフレームに前後サスペンションを取り付けエンジン、前後アクスルやドライブシャフトなどを組み付け、実車のメカニズムも楽しんでいただけます。 スライド金型を使用したパーツでスプロケットホイール、アイドラーホイールも繊細な仕上がり。また、履帯は連結した状態を中心から左右に2分割して再現。組み立ても手軽です。 キャビンはシートやダッシュボード、フロアなどもリアルにモデル化。開閉選択式のフロントウインドー装甲カバーや左右ドア上部は立てた状態、畳んだ状態を選んで組み立て可能ですから、情景に合わせた仕上げが楽しんでいただけます。 車体後部の戦闘室はもちろんメカニカルに再現された4連装がその性能を伝えるシャープな仕上がり。 さらに、主役の4連装だけでなく、弾薬ケースや通信機なども周りにぎっしりとセット。リヤのサイドパネル上部は立てた状態と畳んだ状態のどちらかを選んで組み立て可能です。 デカールはカルトグラフ社製。1945年のレマーゲンでのアメリカ第9機甲師団第482高射機関砲大隊をはじめ、計6種類のマーキングから選択して組み立てていただけます。 4連装のメカニカルな仕上がりが魅力のキットです。 【主な特徴】 ■スプロケットホイール、アイドラーホイールのパーツはスライド金型を使用し繊細な仕上がり ■開閉選択式のフロントウインドー装甲カバーや左右ドア上部は立てた状態、畳んだ状態を選んで組み立て可能 ■4連装はもちろん、周囲の弾薬ケースや通信機などもしっかりと再現 ■マーキングは1945年のレマーゲンでのアメリカ第9機甲師団第482高射機関砲大隊をはじめ、計6種類から選択可能 海外商品は、発売が長期延期されたり、発売中止となる可能性が国内商品と比べて高い傾向にあり、輸入流通ルートの違いから他店との入荷時期が異なる場合もございます。 また、当店入荷時にパッケージに痛みのあるものでも、メーカー交換ができませんので、パッケージ状態を気にされる方は、注文をご遠慮くださいますようお願いいたします。