写真はキットを組み立て、塗装したものです
【 M2A2 ODS デザートブラッドレーについて 】 1980年に生産が開始されて以来、改良を重ねるアメリカ軍の歩兵戦闘車ブラッドレー。中でも湾岸戦争での戦訓を活かして開発され、1996年から配備されているのがM2A2 ODS(Operation Desert Storm)です。電子機器類の強化が主な改良点で、レーザー測距儀、GPSとデジタルコンパスアンテナセンサーによる車輛航法システム、VLQ-8対戦車ミサイル妨害装置などが加えられました。また実戦で問題となった味方による誤射や誤爆への対策として、敵味方識別用のCIP(戦闘識別パネル)が開発され、M2A2 ODSの車体側面と後面にも装着されるようになりました。2003年3月のイラク戦争でも、主力の第3歩兵師団に配備されたM2A2 ODSは砂漠地帯の戦場を進撃したのです。
【 模型について 】 M2A2 ODS デザートブラッドレーの1/35スケール、プラスチックモデル組立キットです。 ●全長193mm、砲塔上のレーザー測距儀やGPSアンテナ、車体後部のセンサー、角型となった排気管などM2A2 ODSの特徴をリアルに再現。 ●25mm機関砲の砲身は通常タイプと放熱性を向上させたタイプを選択可能。 ●キャタピラはパッドの耐久性を向上させたタイプをモデル化。 ●敵味方識別用のCIP(戦闘識別パネル)を車体側面と後面に装着。 ●アリスパックやスリーピングバッグなど個人装備品も豊富にセット。 ●ボディアーマーを装着したコマンダーとガンナーの半身像2体付き。 ●マーキングはイラク戦争に出動した車輛3種、KFORなどNATO軍仕様3種です。
2003年3月のイラク戦争で破竹の進撃を見せたアメリカ軍の第3歩兵師団に配備され、バグダット中心部にも先陣を切って突入したブラッドレー歩兵戦闘車。車外装備品を満載し、砂漠地帯を猛スピードで進む姿をテレビのニュースなどでご覧になった方も多いことでしょう。このイラク戦争に参加したM2A2 ODSの前線での姿を忠実に再現したモデルが登場です。
色迷彩のNATO軍仕様も選択可能
3色迷彩のNATO軍仕様 イラク戦争に投入された部隊のマーキングに加え、コソボ紛争などに派遣されたNATO軍配備部隊のマーキング3種類もセット。NATO軍車輛の標準塗装として1980年代から使用されているグリーン、ブラウン、ブラックの3色迷彩を施せば、デザート仕様とはまた違った精悍さを楽しんでいただけます。