全長=153 mm 写真はキットを組み立て、塗装したものです
【 ドイツ軍を迎え撃ったフランス最強戦車 】 第二次大戦前の1930年代中盤、フランス陸軍の騎兵部隊用中戦車として開発されたのがソミュアS35です。生産性を重視して鋳造を積極的に採り入れたのが特徴で、特に車体は大型の鋳造パーツをボルト結合する先進的な構造を採用していました。また主砲には47mm戦車砲を搭載。190馬力のV型8気筒ガソリンエンジンにより最大速度40km/hの優れた機動力を発揮しました。1936年から1940年6月までに約430輌が生産され、主として軽機械化師団の竜騎兵連隊や胸甲騎兵連隊などに配備。1940年5月から6月にかけてのドイツ軍によるフランス侵攻では、ベルギーやフランス北部でドイツ軍を迎え撃って奮戦しました。バランスのとれた高性能を備えたソミュアS35は、大戦初期のフランス軍で最優秀の戦車といわれています。
【 模型要目 】 ソミュア S35の1/35スケール、プラスチックモデル組み立てキットです。 ●全長153mm、全幅63mm。 ●実車取材に基づいて、鋳造製の車体や砲塔の丸みを帯びた姿を雰囲気十分にモデル化。 ●各部の鋳造模様などの質感も表現。 ●ボギー式の足まわりや装甲カバーも組み立てやすいパーツ構成で実感豊かに再現。 ●履帯ははめ込みによる連結組み立て式。 ●砲塔後部ハッチから前方を見据えるコマンダーの人形1体付き。 ●デカール3種類とカラー迷彩塗装図もセット。