上原由衣

上原由衣

原名:

上原由衣

長野県警の刑事。29歳。

    旧姓は虎田(とらだ)。大和、諸伏とは幼なじみ。敢助のことは子供のころから「敢ちゃん」と呼んでいたが、現在は上司でもあるため、仕事中に昔の癖で呼んでしまうと敢助にたしなめられることが多い。結婚を機に一時退職していたが、嫁ぎ先である長野の名家で起こった連続殺人事件の解決後に大和の勧めに応じて復帰。大和同様に、現場や容疑者の人間関係や発言から細かいところを見逃さずに事件の真相に気付くなど頭脳明晰(ずのうめいせき)な刑事ではあるが、敢助と高明とは異なり資料の文面に頼った推理や捜査は苦手な様子で、彼ら2人が深く関わっていたある事件の報告書にあった記述ミスの示唆する重大な意味には気付けなかった。また、世良のホラージョークにおびえるという、蘭や和葉に似た一面を持つ。

    劇場版第13作『漆黒の追跡者』では、地元で広域連続殺人の容疑者の恋人をマークしていた。

    名前の由来は、上原城と、諏訪御料人から。