高扬斯卡娅
コヤンスカヤ
「Fate/Grand Order」第2部序章に登場した存在。
作画担当はワダアルコ氏。
新所長ゴルドルフ・ムジークの補佐であり、魔術協会にも聖堂教会にも所属していない『NFFサービス』というロシアのPMCに所属する。
ゴルドルフを「閣下」と呼びながらも陰で誘導する狡猾さを持ち、マスター候補生Aチームの詳細を探るべく主人公にも接触した。
物腰柔らかかつ有能な秘書を装っているが、その本性は他者を"蹂躙"する事に並々ならぬ熱意と理念を抱いている残虐非道な悪女。その危険性を察知して攻撃にかかったフォウにも「弱いものは強いものに踏みつぶされるべき」と、虐待行為を働いた。
その暴力・残虐性は、ハッキリ言って淫乱ピンクやラスボス系後輩など可愛く見えるレベルであり、下手したらビーストにも匹敵する。
12月31日にて、言峰綺礼と共謀し、カルデアに破壊的侵攻を行って壊滅に追いやった謎の勢力の先兵(リーダー)だった事が判明。
ゴルドルフの事も、カルデア侵攻の為に騙して利用していたに過ぎず、用が済めば彼も始末するつもりでいた。恐らくはNFFサービス自体もそもそも存在しないか、彼女自身がそのボスである可能性が高い。
そして、趣味は人間の剥製を作る事で、主人公の手足をもいで部屋に飾るつもりだったというなどかなりの暴力・残虐性があることが伺える。
カルデア陥落の傍らでもうひとつの目的である「主人公が契約したサーヴァントたちの霊基グラフデータ」を探していたが、元々主人公のサーヴァントたちとの絆の証として誰にも渡したくなかったダ・ヴィンチちゃんが、ゴルドルフが来る前にメインバンクからトランクにデータを移していた事で奪取できなかった。
更にカルデア内の人間は全滅するように指示を受け、カルデア職員の殆どを虐殺したものの、報告書に書かれてなかったもうひとりのサーヴァントの活躍で11名もの生存者を外に取り逃がした(伏兵がいる可能性は考慮していたが、脱出手段まで事前に用意する程警戒していたことは予想外だったらしい)。
ちなみに傭兵としての経験があるのか狙撃スキルは高いらしく、山肌を高速で滑り降りるコンテナにライフルの銃弾を当てている。