樱小路露娜

樱小路露娜

原名:

桜小路ルナ

東京都出身。朝日がメイドとして仕える主人。フィリア女学院1年生。
凋落した名門・桜小路家の末女(兄・姉が一人ずつ)。生まれたときから白銀の髪、緋色の瞳、透けるような白肌である。そのため直射日光に弱く、外を歩くときは日傘等が欠かせない(作中では特に言及されていないが、これらの特徴からアルビノと思われる)。先天性のその容姿から父親や一族からは疎まれ、小さいころは軟禁状態に近い扱いを受け、現在は実家とほぼ絶縁し、港区にある桜屋敷に一人暮らしである。桜屋敷はもともと桜小路家の別荘であったが、没落して手放すところを相場より高い言い値で買い取った経緯がある。
常に冷静沈着で、才能が豊かな自信家。桜小路家の教育によりあえて偉そうにふるまい、とげのある喋りをしている。しかし威張り散らすわけでもなく、優しい心を持っており、その本質を知る人々からは慕われている。ただしサドっ気が強く、可愛い相手を虐めることが好きであり、朝日やユルシュールは時々酷い目に遭っている。性格が衣遠と似通った部分があるため、りそなから「上の兄(衣遠)の女版」とまで言われた事がある。
株に手を出して大当たりし、その資金を元手に起業し、開発したソーシャルアプリケーションも大成功となった実業家。その資産は桜小路家当主である父のものを遥かに上回るまでになった。会社を部下に任せ、やりたかったデザインの勉強をするためにフィリア女学院に入学する。朝日はそのお付きのメイドとして採用した。
デザインに関して天才的なセンスを持ち、何事にも厳しい衣遠も認めるほどだが、型紙や立体裁断は苦手なため朝日に任せている。
名前の由来はさくら銀行より