红 音也
紅 音也
Otoya Kurenai、红音也
男
■プロフィール
種族:人間
性別:男性
年齢:23歳
職業・身分など:バイオリニスト、「素晴らしき青空の会」メンバー
演:武田航平(たけだ・こうへい)
■この人物が変身(装着)する仮面ライダー
■説明
1986年
仮面ライダーイクサ、および仮面ライダーダークキバに変身する青年。紅渡の実の父親。
1000年にひとりと謳われる天才バイオリニスト。ただし性格に問題があり、とにかく自分に正直に生き、気ままに行動することをモットーとした自由人である。享楽的でお調子者、さらに「すべての人間の女の味方」と豪語するほどの女性好きな軟派者と、側からすると自堕落すぎる人物にしか見えない。
ただ、運命の女性と決めたら、とことんまでアタックし、どんなに繰り返し拒絶されても、へこたれることなく突き進んでいく。好きな人の前ではとにかく格好をつけたがる意地っ張りな性分も特級品で、生身でファンガイア相手に立ち向かって好きな女性を守ろうとしたり、イクサシステム装着の副作用で受けたダメージを密かに隠し通し、平然なフリをするなど、我が身を顧みない行動力を持つ。
生粋のフェミニストを自称しているだけあって、男女どころか、人間とファンガイアを代表する魔族とも差別もなく交流。大村武男=フロッグファンガイアを逃したり、対立していた次狼=ガルルたちとも友情を育んだりと、魂が響き合えば、誰とでも対等に接することができる心の広さも持ち合わせている。
当初は素晴らしき青空の会のメンバー、麻生ゆりに一目惚れし、猛アタック。同じく彼女と結ばれたいと願う次狼とは恋敵として争い、当初は紅音也劣勢の状態が続いていた。しかし、徐々に音也の優しさがゆりの心を揺り動かし、やがて両者は互いを想い合う関係となる。
その後、音也は仮面ライダーイクサの装着者として定着し、ゆりと一緒に同じ屋根の下で住むようになる。だが、音也はチェックメイトフォーのクイーン、真夜と運命の出会いを果たし、ファンガイアながら自分のバイオリン演奏を理解できる彼女に、いつしか心惹かれるようになっていく。そして彼女から自分の腕に見合う名器のバイオリンを作るように助言され、一緒に製作を開始。音也の魂と祈りを込めた名器、ブラッディ・ローズを完成させた。
だが、この出来事が、結局ゆりの気持ちが離れる結果を招いてしまう。別れた音也のほうは、真夜への想いをクイーンと結ばれる運命にあるキング=バットファンガイア本人にぶつけ、キングの怒りを買って幽閉されてしまう。真夜とゆりの協力により救出されたが、この事件により、真夜はクイーンとしての力を奪われてしまう。
音也はそんな彼女とともに生きる決意をするが、そこへ22年後の未来から来た息子、紅渡と出会い、束の間の親子水入らずの時間をすごす。そして、キングの冷酷さに愛想を尽かしたキバットバットⅡ世の協力を得て、仮面ライダーダークキバの力を得ると、渡とともにキャッスルドランに潜入。キングとクイーンの息子である太牙と、キングによって彫像にされてしまった次狼たちを救出した。
その後、渡に前を向いて生き、強くなれと暖かい言葉をかけると、ダークキバの力で命が削られるなか、雄々しく戦う姿を息子に見せ続け、バットファンガイアを撃破。
それで満足したのか、最期は真夜の膝の上で静かに息を引き取った。
なお、2008年に霊能者に魂を呼び出され、渡の体に憑依したことがあり、そこで2008年の世を自由気ままに謳歌。ゆりの娘である麻生恵とも対面している。
■戦闘時の決め台詞など
「俺のゆりには手出しはさせない。変身」
「蝙蝠もどき、もう一度力を貸せー!」