别名:
太刀
、つるまるくになが
、Tsurumarukuninaga
鶴丸国永だ。平安時代に打たれてから、主を転々としながら今まで生きてきた。ま、それだけ人気があったってことだなあ。
……ただなあ、俺欲しさに、墓を暴いたり、神社から取り出したりは感心できないよなあ……
安達家5代目当主安達宗景の実子「安達貞泰」が所持していた刀剣。安達一族が滅ぼされた後は北条貞時が所持していたと言われる。その際、安達貞泰の墓を暴いて入手したとも言われている。
その後織田信長が御牧景則に与えたその子の信景が関ヶ原の戦いで敗戦すると伏見藤森神社にあった物を本阿弥光温の弟光的が所持し、その後伊達家に渡った。明治34年の仙台行幸のおりに明治天皇へと献上され皇室御物となっている。