别名:
Crimoire Weiss、グリモア・ヴァイス
石の神殿でニーアと出会う、人語を話す「封印の書物」。ゲシュタルト版での名称はGrimoire Weiss(グリモア・ヴァイス)。博識で尊大だが、時々ボケたりするなど憎めない性格の持ち主。ニーアや他の仲間からは「シロ」と呼ばれている。当初はこの呼び方に文句を言っていたが、最後に嫌いではなかったと語っている。
ニーアとの出会いの際ほとんどの記憶を失い、自身が何者であるのか忘れてしまっている。口が達者かつ毒舌でカイネとは些細な言い争いが耐えず、自ら「口が最大の武器」と自負している。封印されし言葉を得ることで魔法を使えるようになる。
ゲーム中における記録やステータスの閲覧は、この白の書を見るという形態になっている。そのため、白の書が存在しないとそれらのデータは閲覧不可能である。
設定資料集内のSSでは、誕生の秘密らしき内容が描かれている。本来白の書は封印されし言葉を集め、「黒の書」と融合することで全てのゲシュタルト体を強制的に肉体に戻すようプログラムされていたのだが、ニーアが白の書を無理やり叩き起こしたことで白の書は記憶を失ってレプリカント体の側に付き、黒の書を拒絶した。最後には魔王を倒すために消滅するが、設定資料集のSSを見るとその意識は完全に消滅したわけではない模様。