母親をプッチ神父に殺され、G.D.st刑務所にこっそりと住んでいる少年。11歳と自称しているが正確な誕生日は不明。子供ながらもかなりの博識で、プッチ神父の存在を危惧している。徐倫と承太郎が刑務所内で面会しようとした際に警告するために登場。また仲間であるウェザー・リポートとナルシソ・アナスイを徐倫らに対面させ、以後もサポート役として随所で活躍した。プッチ神父との最終決戦では徐倫が身を挺してプッチ神父を食い止めた事によって追撃を免れ、ただ1人一巡後の世界に辿り着く。そして以前の世界との因縁を絶とうとするプッチに追い詰められ再び危機に陥るも、ウェザー・リポートが死に際に残したスタンドDISCをプッチを利用して己に挿入。遂にプッチを倒した。
その後、徐倫や仲間の面影を持つ人物達と出会い、彼女達と共に次の旅路へ出発する。
バーニング・ダウン・ザ・ハウス
【破壊力 - なし / スピード - なし / 射程 - なし / 持続力 - なし / 精密動作性 - なし / 成長性 - なし】
物体の幽霊を操ることができるスタンド。作中ではピアノやパソコン等の幽霊が登場しており、いずれも本体のエンポリオによって使用可能。ただしあくまでも「幽霊」であり、拳銃の幽霊は発砲しても着弾することは無く、またチョコレートやジュースの幽霊は味はしても空腹は満たせないなど、現実世界に影響を与える事は不可能。エンポリオはこの能力で、過去に焼失した刑務所の音楽室に隠れ住んでいた。なお、殺害されたエンポリオの母親もこれに似たスタンドを持っており、それを利用して秘密裏にエンポリオを出産・育成していたことが単行本にて明かされている。