催眠ゲイム

――その日。 僕こと白石悠里には、ちょっとした計画があった。 普段から頭の上がらない、紫藤綾香に復讐をするという。 もちろん相手は女子で、同じクラスの人間だから手荒なことはできない。 だから、ちょっとした搦め手を使うんだ。 そのための準備はしっかりしておいた。 “催眠術” ネットで見かけたこの妖しい技術に、僕はたちまち夢中になった。 それこそ、寝る間も惜しんで習得した。 「この力があれば、彼女にどんなことでもさせられる・・・」 後は計画を実行に移すだけ。 僕は誰にも見えないように、 こっそりとほくそ笑んだ。

打开APP,查看更多精彩内容