・1988年07月08日 PC-8801用 FD版 80年代後半の作品で、モンスターの徘徊する城を舞台に女の子の勇者が活躍するアクションRPG。前年のフェアリーテールのデビュー作の一つ『すてぃる・そーど』のアダルト化、リメイク作品である。 5つの国で構成される中世風の世界フォルファラール。その美しさに嫉妬した魔女「インコーマ」は、邪悪な力で全土を瞬く間に制圧し、5人の姫たちをそれぞれの城に幽閉してしまう。世界が希望を失いかけた時、インコーマを倒すべく1人の少女が立ち上がった。 システムは2D見下ろし型で、フィールドは一部屋ごとに固定され、画面端でスクロールしていくタイプの迷宮探索アクションである。プレイヤーの武器はゼロ距離での剣撃で、経験値やお金、レベルアップといったRPG要素と組み合わされており、一つのステージ毎に5つの宝珠を集めてボス戦に挑んでいく。 ゲームシステムやステージはオリジナル版と共通点が多いが、登場人物や敵キャラはすべて入れ代わっており、シナリオは硬派な一般ゲームだったオリジナル版に対してコミカルな印象である。アダルト要素は各ステージの姫を救出した際のお楽しみとなっている他、主人公のライフが尽きた際にも脱衣CGが用意されていて、ステージが進む程過激になっていった。 当時の代表的なアクションRPG『ザナドゥ』や『イース』シリーズを彷彿とさせる作風で、ビジュアル部分のクオリティは高く、アダルト作品としてのゲーム性は高い方だったが、バグの多さが気になる所である。後の人気ブランド「エルフ」の設立で中心的な役割を果たした蛭田晶人氏が企画に携わっていたようだ。