尸体派对2 DEAD PATIENT

昏睡から目覚めると。 高校一年生の伊藤あやめは、制服のまま病院の手術台の上に寝かされていた。 身体中に心電図の吸盤チューブや点滴の注射針が刺さっており、すべての計器が動作している。 まるで手術を受ける直前に麻酔から覚醒したような状況だったが、医師の姿はどこにもない。 まだ麻酔が効いており満足に動けないあやめは、同時に自分の記憶がほぼ無くなっていることに気付き愕然とする。 ――何が起こったのか。なぜ自分はここにいるのか? ふらつく足取りで廊下に出ると、そこはやはり煌々と照明の点いた営業中の病院だった。 異様な点といえば、ここでも人の姿が見えないことと、廊下じゅうにカルテや書類が散らばり観葉植物もなぎ倒されている。 ――まるで暴動でも起こったかのような、荒れた状況であることだ。 パニックを起こしそうな心を抑え、あやめは病院からの脱出を図るが――。

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