去を描き真相に迫る続編! そして『楽園』へと続く新たな道程!! ──これでよかったのだろうか? それは1分1秒とてゆるがせに出来ない日々に生きてきた少年の中で、何度も繰り返された疑問。 あたかも罪悪であるかのように感じる穏やかな日々の中で出会った少女たちは、かつての自分を見るようで少年の心を苛んだ。 ──その少女が見つけた、生まれてきたことの意味 偽る必要のない本当の自分── ──必死に生きるとはどういうことか 守られる側から守る側へ── ──生きていてよかった、本当によかった。 少年の干渉を切っ掛けに、少女たちの灰色の果樹園は再び色づき始めた。 永遠を手に入れてやることは出来ない。 だが、掴んだその手を放さずに居ることぐらいは出来るだろう。 それは、一人の少年が胸に秘めた一つの決意──