そこでは巨大な異能の力を持つ七人の《王》が、 それぞれクランと呼ばれる集団を率いて暗闘を繰り広げていた。 ある者は“暴力”を振るい、ある者は“秩序”を目指し、 そしてまた、ある者は……? 平凡な高校生、伊佐那社(通称“シロ”)は、文化祭の買い出しに出た街で、 《赤のクラン》ことストリートギャング《吠舞羅》の襲撃を受ける。 わけも分からず逃げまどうシロの前に飛び込んだのは “黒狗”と呼ばれる少年、夜刀神狗朗。 圧倒的な力で《吠舞羅》を一蹴した狗朗は、しかし、その刃をシロに向ける。 「亡き主の遺命に従い、悪しき《王》を討つ」――と。 《吠舞羅》を率いる《赤の王》周防尊、 対能力者治安組織《セプター4》を率いる《青の王》宗像礼司 ――対立する《王》たちの運命を巻き込みながら、 “シロ”と“クロ”、ふたりの少年の運命が交錯する!