それは、新たな血の運命——。 月が侵食される「月蝕」が近づく、とある夜。 逆巻家と無神家の騒動に巻き込まれ、血を奪われる日々が続く小森ユイの元に、 新たな兄弟が現れる。 嶺帝学院の本校・英国校からの転校生であり、 留学を経て日本に戻ってきた月浪兄弟。 狼になり、夜の街を疾走する二人の兄弟の目的とは? 「使者」である、彼らの正体とは? ヴァンパイアの始祖たる、彼らが逆巻と無神に語る運命とは? 逆巻家、無神家、そしてユイの運命はいったいどうなるのか。 ふたりの始祖を迎えて始まる、新たな血の物語。 終わらない血の螺旋の果てにある「運命」を、 ユイは無事、見ることができるのか。 狂うほどの吸愛が、今、始まる――。 ヴァンパイアの始祖たる彼らが明かす、新たな血の運命。