シャルロット・コルデーはフランス革命においてジャコバン派の重鎮、ジャン=ポール・マラーを暗殺した女性である。 その可憐な容貌と、ただ一人で暗殺を計画実行した手際の良さから評判を呼び、「暗殺の天使」と讃えられた。 身長/体重:166cm・43kg 出典:史実 地域:フランス 属性:中立・善 性別:女性 一緒にいる謎の生物(?)をシャルロットは「天使」と呼んでいるが天使かどうかは定かではない。というか生物かどうかすら定かではない。 元気、おしゃま、行動的であるが慎ましやかな少女。 趣味は読書で、何事もなければ修道院で人生を終え、歴史に名が残ることもなかっただろう。 しかしフランス革命の余波で修道院が閉鎖されたことにより、彼女の運命は変転した。 彼女がジャン=ポール・マラーを暗殺する決意に至った動機は極めて複雑だが、一言で言えば「万人を救うため」であったと言えるだろう。 彼女は民衆を扇動し、革命のために血を流し続けるマラーこそが現在の混乱するフランスの元凶と見なしたのだ。 本来なら成功するはずもない無謀な計画。だが偶然・幸運・侮りなどあらゆる情勢が彼女に味方し、遂には暗殺を成し遂げてしまった。 後に彼女の暗殺計画に協力者がいなかったのか、と捜査されたが彼女の言葉に騙されて紹介状を送った人間がいた程度で、シャルロット・コルデーが単独で暗殺を計画したのはほぼ間違いない、と結論付けられている。 彼女はギロチンで処刑されたが、その際の担当はシャルル=アンリ・サンソンであった。 サンソンは牢から処刑台までの道のり、二時間ほど彼女と行動を共にしたが「最後まで穏やかで勇敢な態度を取り続け、恐怖や怒りを露わにすることはなかった」と回想録で賞賛している。 ○でたらめプランニング:D+ 無謀極まりない計画であったが、 あらゆる幸運が彼女に味方した。 暗殺の天使スキルによりBランク相当に伸びる。 ○暗殺の天使:A 可憐な容貌と、その大胆不敵な計画に市井の人々が 彼女をそう讃えたことから。 幸運の流れに乗り、あらゆる敵の警戒心を下げる。 ○鋼鉄の決意:D まったく暗殺や革命とは縁遠かった女性にもかかわらず、毅然と暗殺を決断した心根から。 ダンテスほどの苛烈さはない。 『故国に愛を、溺れるような夢を』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 ラ・レーヴ・アンソレイエ。 暗殺の天使、と謳われたシャルロット・コルデーによる静かで温かな暗殺。 殺されるその寸前まで、微塵も殺意を感じさせない。他の暗殺宝具とは異なり、直感・心眼による回避が難しい。 彼女の風貌、彼女の言葉、彼女の仕草などを認識する回数が多ければ多いほど、暗殺の成功率は高まっていく。 「こんなに可憐な女性が暗殺など企むはずがない」という偏見がどんどんと強化されていくのである。 彼女にとって、第二の人生は落胆と挫折から始まっている。インストールされた知識から判断するに、自分の暗殺は歴史を変えるものではなく、これにより世界が正しくなると言えるものでもなかったからだ。 よって、召喚されたばかりの彼女はやや自嘲気味で己を卑下しがちである。 マスターと共に戦うにつれて、持ち前の明るさを取り戻していく。 ギリシャ異聞帯において、彼女はオデュッセウスに召喚されてしまい、無意識のスパイ活動を行っていたが、ゼウス・ナノマシンの根絶によって解放。 単身でオデュッセウスの暗殺を成し遂げた。 マスターに仄かな恋情を抱いており、どうにか隠していたものの、消滅の間際に隠しておこうという記憶がなくなったことで、思わず吐露してしまう。 色づくこともなく、その恋は夕焼けと共に消えていった。