姓を項、名を籍、あざなを羽。 汎人類史においては秦王朝を滅ぼし劉邦と次なる天下を争った覇王。 残虐非道な虐殺の数々、無敵の武勲を誇りながらも首尾一貫しない政策で自陣営を自壊させていった様などは「匹夫の勇、婦人の仁」と揶揄される。 幼少期には学問も武芸もまるで習熟しようとせず、ただ兵法においてのみ概略を学んだだけで、あとは才気のみで頭角を現したとされている。 異聞帯における覇王の武力はもはや人の域にあるものではなく、その疾走は大軍を呑む嵐に等しい。 まさに人知・道徳を超えた荒野の覇王。 果たして、その真実は――― 出典:史実及び異聞帯 地域:中国 マスターとの縁が発生したのが中国異聞帯であったため、汎人類史における『人型の項羽』とは違う姿で召喚された。 人馬型の戦術躯体は永世秦帝国の仙術サイバネティクスの粋を集めた「兵装」である。 保有技能:未来予知 A、戦術躯体 B、覇王の武 A 宝具:『力抜山兮氣蓋世(ばつざんがいせい)』 Rank:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:50人 ばつざんがいせい。 中国史屈指の勇名を誇る項羽の、故事成語ともなった武の具現。人間型の躯体で召喚された場合には対人宝具として発動するが、異聞帯において付加された人馬型という異形の形態は、個人の武の威力を大量殺戮兵器にまで拡大してしまった。