宮藤涼子
くどうりょうこ

あなたの母親。年齢は38歳。 商店街の入り口にある、小ぶりながらも繁盛している喫茶店「宮藤珈琲店」の美人店主。 父親を失ってからも弱音一つ見せず、いつも笑顔を浮かべながら、女手一つであなたを立派に育ててきた素晴らしい女性。 そんなあなたの母親は、その昔は周囲の男どもを恐怖と暴力と美貌で支配した黒ギャルレディース総長元ヤンらしいとは、常連の談。 そして今は、熟れた肉体と愛嬌のある笑みを振りまいて、男どもの熱視線を集める商店街のアイドルである。 客に粉をかけられるたびに断る涼子。本音を言うと、亡き夫に操を立てているというのが半分。 息子が一人前の男になるまでは、そういうことを考えられないというのが半分らしい。 …だけれども最近は、歳を重ねるにつれ強くなっていく性欲に戸惑いがち。 特に、体育の授業のある日に学校から帰ってきた真心や広樹の、若いオスの汗の匂いを嗅いだ時などに、強烈にオンナが疼いてしまう。 そして、その悶々とした、カラダの芯から全身を犯すような熱病めいた欲求を放ってるわけでもなく、日に日に自慰に耽る夜が増えている。 女は灰になるまでって言うのは本当だね…と。 自らの蜜でヌラヌラと濡れる光る指を見ながら、涼子は今夜も自嘲する。

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