空明市における名家・桜守姫家の息女。 古い歴史を持ちながら、未だ成功者のいない『照陽菜』──しかし「彼女ならば、もしかして」と期待されている『乙女座』の天文委員。 立ち居振る舞いは非常に優雅であり、育ちのよさと共に理知的・良識ある気遣いがうかがい知れる人格者で、常に周囲から尊敬と羨望を集める。 その様は「お嬢様」というよりも、策曰く「物語から飛び出したお姫様」。彼女のすごいところはその風貌にまったく違和感がない事であるのだが、 初対面のはずの策を前にしてひどく動揺し、なぜか嫌われる方向へ努力を始めた。 とはいっても他人を侮辱・中傷するような言動をそもそも取る事をしない(できない)性格であるので、本人は頑張っているつもりなのだが、 素敵に弾けた空回りっぷりを見せる。彼女の今後の課題は、もっとひどい事が言えるようになる事である。 「こ、これだけ申し上げてもおわかりになられませんか。 其方は、ば、ば、ば……、えと、やっぱりこういう言い方は……あっ……お、お馬鹿ですねっ!」